名護委員会

一般社団法人滝川青年会議所 名護委員会 基本方針

『次世代への架け橋』

名護委員会 委員長  水口 博之

昨年、私は滝川名護児童交歓事業に携わった際に、父と30年以上交流のある先輩とお話をさせていただく機会がありました。年月が経ってもこの事業を通じ互いを思いやる心が、2300kmの距離を超え今もつながっていくことを実感しました。次世代を担う子どもたちに住み暮らす地域や学校で学ぶことのできない知識と経験を伝え、未来に向かって大きく成長する機会を創出し、46年の長きにわたって先輩諸氏から紡がれてきた名護との絆を私たちが責任を持って紡いでいかなければならないと考えます。

まずは、名護児童滝川受入において、名護児童が北海道の気候や文化を体験し、滝川児童との深い友情を育むために、ホームステイ先であるつつじ会の皆様にご協力をいただきながら、雪国ならではの生活を経験し、4泊5日の期間でウィンタースポーツ等を通じて、滝川児童とともに大きく成長する機会といたします。そして、滝川児童名護派遣では、滝川児童に礼儀や他者を思いやる気持ちを伝えるため、滝川の代表であるという自覚や団体行動に必要な規律を学び、互いに助け合って得られる友情や住み暮らす地域への郷土愛を育めるような事前研修を行うことで、名護への派遣時に、一生忘れることのない思い出を作り、現地の文化や風習を体感して事前研修の知識をさらに広げ深めるとともに、受入先での名護の家族の温かさや生活を経験し、感謝の心とともに大きな成長につなげます。さらに、滝川児童が一回りも二回りも成長した姿を携わった方々に見ていただくために、派遣で培われた経験と名護児童との友情を事前に研修を行い資料をまとめ上げ、保護者やお世話になった方へ感謝の気持ちを伝えることで、生涯忘れることのできない思い出となり、次世代への架け橋として紡がれる滝川児童名護派遣報告会を構築いたします。また、市民の皆様に多くの理解を得るため、行政や企業、各団体へご協力を仰ぎ、広報活動を行うことで滝川名護児童交歓事業を次世代へ紡いで参ります。

46年間の先輩諸氏から受け継がれてきた想いと歴史の一角を担う責任が私たちにあることを自覚し、滝川名護児童交歓事業をこれからも多くの児童たちが見せてくれる笑顔と感動の涙ために真実一路で邁進し、私自身もともに成長し、次世代への架け橋となり、児童がさらなる成長と絆を結び続け、なによりもこの事業に参加して良かったと思っていただくために誠心誠意、力を尽くして参ります。

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